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ガン細胞社員に見る、会社の生き残り方

 どんな会社でも、ボトルネックになっていて邪魔でしか無い役員・役職持ちの社員がいるだろう。

 得てしてそういう人は、多くの社員をうつ病や体調不良に追いやる原因となる。会社という体を蝕む、ガン細胞のような存在だ。

 仮にその人をN氏と呼ぶ(X氏でも良いが)。
 N氏のような人物は、会社の9割以上から、忌み嫌われているが、ごく一部それに寄って利益を得ているところからはちやほやされる。裸の大将だったとしても、N氏が運んでくるおこぼれにあずかりたいために、賞賛し、持て囃し、N氏にこびを売り続けるのだ。

その一部とは
・会社の上層部
・N氏の取り巻き

 会社の上層部は、N氏がなにをしても、自分の不利益になければ無関心である。会社の収益のみを見て、一般社員が死のうが生きようが鬱になろうが、まったく関係ないと考えている。口では味方のようなことを言うが、それに騙されるとこき使われてしまうだけ。
 仮に正義感が強ければ、問題解決の糸口を探して、ほころびを正そうとするかもしれないが、実際行動できる役員は多くない。

 N氏の取り巻きは、N氏から仕事を貰っているため、彼をちやほやするのは当然である。
 今回の、<strong>「ガン細胞社員に見る、会社の生き残り方」で重要なポイントはここだ</strong>。
 大勢から忌み嫌われ、
  ・クビを切れ
  ・辞めてくれないか
  ・独立してくれないか
  ・いい加減会社に寄生するのやめてくれないか
 と思われていても、N氏が会社に居座りつづけ、7000万も8000万も収入を得ることを維持できているのは、まさに取り巻きとの蜜月の関係があるからなのである。
 この部分だけを切り取って方法論として応用すれば、普通のガン細胞ではない社員も会社に寄生……もとい会社からお金を集金……もとい会社からなにもしなくても多額の給料が……もとい(しつこい)…………安定した給与収入を得られるだろう。


 上記、回りくどくなってしまった(反省。怨念が感じられる)。

 なぜ、取り巻きがいることで、ガン細胞社員N氏は会社に居座り続け、多額の報酬を得られるのだろう?


 簡単にいえば
<strong>  1)取り巻きに仕事を沢山振り、出世させる。
  2)出世した取り巻きから、定期的に重要な仕事を振らせる。</strong>
 ということを実践したからだ。

 現在のN氏は、出社することもなく、ただ「N氏を囲む会」という会員制の飲み会で可愛い女の子と飲んで騒いでココにはかけないことをするだけのクズになり下がってしまった。
 仕事といえば、出世させた取り巻きが時々持ってくる、簡単なものだけ。
 ほぼなにもしないでも、自分に大金が入ってくるスキームを作り出したのである!

 このスキームを作り上げたことは、驚嘆できる!
 不労所得を、勤めながら得ているのだ!


 誰もがN氏のように、会社員として数千万の不労所得を得るのは難しいだろう(ちなみに、普通、そういう人は役員になっている)(ちなみにちなみに役員になれば、また別の仕事がくさるほどあるが、それをしないで数千万の収入があることに注目したい)。
 この理由は、会社が販売している商品の中核で、権利を掌握したことがとても大きい。
 自分の思うがままに、商品を作ることが出来たため、取り巻きにその商品を作らせるようにしたのだ。もともと売れている商品だから、誰が作っても利益を上げることが出来る。取り巻きが出世するのは簡単だ。

 ガン社員とは言え、こういう生き残り方法や会社に寄生する方法は、あるいみ学ぶ価値はあるだろう。役員でなく、一般社員でありながら、会社に利用されることなく、会社の仕組みを利用して、不労所得を得る。働いたふりをして収入を得る。
 それで周りを鬱にしたり、病気にしたりすることは問題だが、参考にできるところは大きい。