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和田社長

コナミの新社長の発言に類似する発言をしていたのが、業界でお客さんから一方的に嫌われているたスクエニの和田社長でした。
カプコンの稲船とか、いろいろ業界に嫌われ役が登場してきましたが、この人ほど叩かれた人はいないと思います。


実際に、お客の立場からみて、叩きたくなるようなことをしてますから自業自得です。
「お客さんのことが大事」と、上辺だけでも取り繕っていれば、何をしても叩かれるということはなかったでしょう。彼の印象は、コナミ新社長と同様に、いかに課金させるかに注力していた――としか残っていません。

話は変わって、東芝の社長が不正会計の懲戒として、報酬の50%カットをすると会見していました。この話は、当然といえば当然です。経営者としての不祥事を起こしたのであれば、責任を取るのが当然の義務です。


話を戻して、和田社長のこと。

今でも、この社長について覚えていることは、リストラをして2億円の役員報酬をもらっていた事実です。
彼の人格をどうこう言うつもりはありません。ただ会社の経営が悪くなったことでリストラをしているのに、自分の役割を果たしているからといって超高額報酬をもらうのはどうなのでしょうか?
経営が悪くなった責任を果たす法が先なのではないでしょうか?


「課金による搾取」と「リストラした上での高額報酬」
彼は、お金が本当に好きなんですね(別に悪いことではありません)。


お客さんのこと、社員のこと、果ては社会に対する会社の責任など、会社の役員として果たすべき義務を果たさずに、自分の報酬のことにだけ考えている……そう思われても仕方ないことをしてきました。だからこそ、彼は社会の敵として多くの人から叩かれたのです。スクエニの社長だから叩かれたのではありません。行動と発言が嫌悪されたからこそ、カウンターとして人は叩いてくるのです。
中には、面白半分で叩いている人もいるでしょうが、やはり経営に対する批判は、社会の意見として真摯に受け止めるべきだったと思います。

つまりどういうことかと言うと……
会社を取り巻いている人間の不快感として、(炎上は)発せられたアラートなのです。
私利私欲(に見える行い)で、社会に対して不快感をもたらす企業を存続させてはいけない。ちょっと言い方が難しいですが、消費者が損させられている企業をのさばらせられない……という考えが、一連の批判につながったのではないでしょうか。

高額の税金を収めているから良いだろうという意見は通りません。

商品を消費して満足を得た対価として、お客さんは対価を支払っているのであって、満足できない商品を売りつけ、不当に対価を支払わされ且つ高額報酬を社長が得ていることがわかれば、お客さんが許すわけ無いでしょう。

これすなわち「大切にしたくない会社」です。


スクエニは和田社長から新社長に変わって業績が上がりましたね。
最近発売されたものを見ると、現在も不満はそこそこ出ていますが、4~5年前に比べると商品の質が格段に良くなっています(多分)。当時はFF13とかFF14とか、品質の悪い商品が横行していたので、比較にはならないかもしれませんがね。

ゲーム会社は、プレイヤーの満足を対価に報酬をもらうべきです。
課金ありきの経営方針は、批判されるべき悪しき経営だと、考えを改めるべきでしょうね。