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殺害予告に至る病

一般的には「馬鹿」と一蹴できますが、本当にね、どうしてそんなことするんでしょうかね。何が22歳の若者を駆り立てさせたのか? なかなか理解に苦しみます。

 

某声優に対して、事務所に押し入って殺すという脅迫を送ったとして、東京都在住の専門学校生が逮捕されました。当然の結末ですよね。警察はIPから誰か特定することなど容易に出来てしまいます。他の国を経由して書き込んでいるのでなければ、あっという間にしょっぴかれるでしょう。

 

声優に対して、殺害予告をして何になるのか、本人ではわかりませんが無意味なことと気づかなかったのでしょうかね。その声優を殺して一体何になるのか、その青年にどんなメリットがあるのか。ちょっと考えればデメリット以外なにもないのにどうして、強硬に駆り立てられるのでしょうか。

 

声優に限ったことではありませんが、虚像にあこがれを抱きすぎてて現実と仮想を区別できないのではないでしょうかね。所詮アイドルはアイドル。声優は声優です。一般人の生活とは切り離された人物です。たまたま好きなアニメキャラの声を担当していたからというだけの話で、そこに愛着を持つこと自体無意味なのです。

なかなかこの「無意味」という思考にたどり着けないと、将来的に苦しむことになるでしょう。現実の痴話げんかでさえ、股間をちょん切るほどの強行に至ります。仮想であればあるほど、現実から突き放されて、まともな思考ができるとは思えません。ドラックに取り付かれるが如く、今回の事件のように、殺害予告を出してしまうでしょう。

 

この専門学生は、何の専門学校に通っていたのか走りませんが、人生を棒に振ってしまいましたね。同情には至りません。自己責任ですから。ただ愚か者だなとしか周りは評価できないでしょう。同情する価値が、一ミリもないのです。ただ迷惑をかけただけでしかない。

 

殺害予告を出して、殺害して、一体何のメリットがあるのか。本人にしかわからないメリットがあるのかもしれませんが、まったくもって自分本位なメリットでしかないのでしょう。話になりませんね。そういうのを自己中と言って、批判されるべき対象なのです。

殺害予告に至る病は、自己中です。

 

他人のことを思いやらない、自分中心の思考が、愚劣な犯行に至らせる。