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桃鉄とコナミ

コナミに対して何か思い入れがあるわけでは無いですが、炎上案件が多いため、やはり考えてしまうところがありました。
(今回はコナミの批判ではないです)

6/2頃、権利保持者のほうが、コナミの特定の社員のせいで桃鉄が潰されたとツイッターでつぶやきました。これは情報通の方だったら周知の事実ですよね。
桃鉄は子供の頃、よくプレイしていたのでこういう形で炎上してしまうと少し悲しいですね。

正直なところを言うと、桃鉄は静かに消えていってもよかったのではないかとも考えたりします。
権利保持者としては、そうなったら悲しいですね。それに自分の作った作品をこの先も作りたいと思うのは仕方ありません。更に踏み込んで考えると、桃鉄を作ることで自分の収入も確保できますから、次々と関連商品を出していきたいと考えるでしょう。

パッと検索してみたところ権利保持者は、社員ではなく、外部委託先としてコナミと契約?している立場のようですので、おそらくは何もしないでも、売上の何%が彼の懐に入るようにしてると思います(著作権保持者の基本的な儲け方ですね)。商品を作り続けることが、彼の飯の種に成るわけです。

ですから、次回作について不遜な態度を取られると血圧が上がってブチ切れてしまうのもやむを得ないように考えられます。

しかしです。

ちょっと考えてみてください。


こういう案件は、子供の喧嘩ではないのです。
コナミと原作者は、ビジネスの上に成り立っている関係にあります。

ビジネスの関係において、取引先の人間をツイッターで晒すと言う行為が、どれほどおろかな行為か23歳を過ぎていればだれだってわかりますよね。22歳以下の学生は、社会経験が無いため、理解できないかもしれません(笑)。


「取引」をしているわけですから、文句があるなら、相手に言うべきです。相手に言ってもどうにもならないなら、普通の場合は、その取引先にすがりつくようなことはなく、取引相手を変えるという手段を取りますね。

本件において、権利関係がどうなっているか公開されているわけではないため、外野が「取引先を変えるべきでは?」と簡単に言う事はできないですが、担当者の名前を、取引先の人間がツイッター上で晒すのは明らかにルール違反をしていると思います。


桃鉄の存続の話は実際のところどうでもよいのです。
ビジネスパートナーとして、権利者はやってはいけないことをしていますので、コナミに愛想を疲れても仕方ないと思います。
作品がなくなるきっかけについて、どっちが先にやったことかは正直知りません。外野中の外野が、ツイッターでみたから書いているだけですからね(笑)。

しかし今回の件に限って言えば、権利者の行為があまりにも大人げないように見えました。そしてビジネスパートナーとして、信頼を失う行動をとってます。コナミが悪かったと仮定したとしても、彼のやっている行為は、養護できる内容ではないです。養護してもらいたかったら、少なくとも社員を晒すことをやめるべきだと思いました。
コナミ社員の石川さん全員を敵に回しちゃいましたね。←石川なんて珍しい名前でもありませんから、10人位はいるんじゃないでしょうか(笑))