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本音を語ったら?


夏、子供らがSEALsなどを立ち上げて、政治に関わってきましたが、多くの大人が冷ややかに見るばかりで、その声に誰も耳を傾けません。
ごく一部の熱狂者がネットで取り上げられているため、社会現象に見えますが、実体は薄っぺらい現象でした。

彼らの言葉がなぜ浸透しなかったかというと、本音を語ってないからです。
どうせ背後に政治団体がいて、「ただのヘイトスピーチでしょ」と言う臭いがどうしても抜けない。演説をしていても、真実味がなく、パフォーマンスにしか見えない。馬鹿な学生が、学祭の延長でやっている感じが強く、多くの人の支持を得られなかったわけです。

だってそうですよね。
ツイッターでも何でも、反論者に対して批判・中傷することでしか対抗できない人たちに、共感できますか?
逆に「本音をつかれて、それをやせ我慢して耐えるために、相手を中傷している」ようにしか見えないわけです。簡単に「お前らシね」みたいな言葉が出たりするのが、まさにそれです。
自分らのやっていることに自信がないから、本音を言われると、逆上する。

彼らに必要なのは何か?
彼らが成功するために何が必要だったか?

答えは、彼らがやられていたことをすべきだったのです。

パフォーマンスではなく、本心から「真実を語る」。

問題が起こっているなら、その実情を語る。
単にそれだけです。
言葉は強い。真実の一言が、社会を変えることが出来ます。

原発が良いものだと日本社会が妄信的に進んでいた時代に、たった一人の男が放った言葉が、その盲信している夢を覚まさせたことがありました。

たった一言
  「原発は怖い」
この一言が、本当はそう思っていたけど、みんながいいと言っているから、原発を信じていた層の心をえぐった。本当は怖いと思っていたけど、流されている層がいたのです。その人たちが「原発は怖い」という真実を聞いたことによって、考えを変えたのです。

打倒安倍をするなら、安倍政権に変わった事で生じた問題について、真実を語るべきです。
本当に倒したいならね。
SEALsの活動の中で、裏で政治団体からお金をもらっているとか、元しばき隊のメンバだとか、臭い臭い噂がどんどん出てきてました。彼らの語る言葉が薄っぺらいものだと推測させるのには充分なネタですよね。
でも、語っている内容が「真実」だと思わせる内容だったとしたら……、そんなネタもぶっ飛ばしていたかもしれません。

つまり「SEALsが中心にいる必要が無いくらい、打倒安倍の波が広がっていく」ということです。そもそも、誰かが中心にいないと成り立たない革命なら、それは端から間違っていたともいえますがね。言論の自由が規制されている国であれば誰かが中心に立って一度壁を壊す必要があります。そして民衆を引き連れなければいけない。しかし日本という国で、ましてツイッターなどの自由に発言できるツールを規制なく使える国で、打倒NNが波及しなかったということは、「彼らの語る言葉に真実味がなかった」ということでしょうね。