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ブログです。

FF15

2016年3月に大きな発表があるそうですね。

見た目はとても高いクオリティですが、以前どんなゲームなのか、よくわからない商品です。どっぷりハマれるくらい見た目(世界観?)がしっかりしているようですが、ゲームの仕組みが面白いのかどうなのか、まだよく見えてきませんね。体験版をプレイしている動画は見ましたが、実際にプレイしてみないとちょっと伝わってきませんでした(画面の凄みは伝わってきてますがね)。

 

現状、受け手が取得している情報が散漫としていて、面白さが伝わってこないのが、大作感を感じさせない小物臭の要因なのではないかと、ふと感じられました。

車を動かすのに、ガソリンという要素が必要だったり、それがないとガソリンスタンドまで押していくことになる……。左ハンドルになった、など、ミニゲーム的な情報しか出てきません。根幹は何なのか? それが伝わってこないんですよね。

発信者は、しっかりと根幹を伝えているのかもしれませんが、外側のさまつな情報ばかり大きな声として届くのは、発信者のミスですね。世界観を売りにするのに、車のことなんて別に、打ち出さなくても良いですよね。

FF8FF7ではどんな打ち出し方をしていたのか、知りませんが「学園モノ」「テロリズム」くらいのわかりやすいモチーフを打ち出していたのではないでしょうか。FF9だとしたら「原点回帰」「クリスタル」ですね(←突然思い出しました)。

 

CEDEC2015で、「ゲームの必要な要素を数字化して、不要なものは作らない手法」が出てましたが、15の制作スタッフはそれを読んでみても良いかもしれませんね。お客が求めている要素を分析して、ほんとうに必要な要素をしっかりと打ち出してゲーム制作をしてもらいたい。何のフックもない商品なら買う価値は、見いだせませんからね。

正直、ガソリンとかそういった瑣末な要素は、FF14に入れてもらったほうが良いですね。14はそもそもオンラインゲームという性質上、その世界にどっぷりと浸かりますから、世界を構築する要素があればあるほど、のめり込めます。コンシューマー機で発売するFF15に、ガソリンなどという要素は求めてませんよねぇ……?