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大企業のデメリット・メリット

大企業で働くことのデメリットをつらつらと並べ立て、中小企業で働くことのメリットを賞賛する記事を読みました。そのライターの方が個人事業主で、地方でのんびり悠々自適の生活をしているそうで、東京で働いている人を批判するような内容をこれでもかというほど書き連ねておりました。

 

この批判自体は、地方に住む自分を正当化するための批判ため、いわせておけば良いのですが、実際大企業で働くことのデメリットはあるのでしょうか?

 

正直なところ、大企業ではたらくデメリット・メリットは、中小企業のメリット・デメリットの裏返しになると思います。例えば経営状況を考えてみるとわかりますが、大企業であれば社内留保があるため多少の赤字ではびくともしません。しかし中小企業では難しい。赤字が続けば、会社の経営が火の車になり、社員の給料が払われなくなるという自体になるでしょう。

中小企業ではたしかに自分の思い通りにプロジェクトを運営させてもらえるかもしれませんが、失敗した時のリスクが大きい。対して、大企業はプロジェクトが数十億の損失を出しても、他のプロジェクトで稼いでいるから、大丈夫という側面があります。この問題について、どちらが良いかを延々と議論がなされていますが、答えは一向に出てきません。

当たり前です。

2元論で語れるような内容ではありません。

結局のところ、働き手がどういうふうに考えるかだけでしかないのです。通勤電車に揺られても、社内調整が難しくても、社内がやる気のないムードで包まれていても、本人の使命感次第でどうとでもなります。

多少のデメリットは吹き飛ばし、メリットを伸ばすことが可能なのです。

 

一度立ち返って、自分の将来を含めてどのくらいお金がいるのかを考えてみても良いかもしれませんね。