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チートFF7をチートせずにプレイすることになるとはね

スマホでできるFF7を購入。

チートできるなら、ちょっと長いRPGでもプレイできるかなと軟弱なライトゲーマー的思考で購入しましたが、結局チートせずにプレイしてます。

(敵の出現ON/OFFはめいいっぱい活用してます)

 

 

最近のゲームと比較して、とてもシンプルにゲームをプレイしている感覚があり、とても新鮮でした。思い出中枢を刺激されて、面白いというつもりはまったくありません。そういう気持ちを除外しても、素直に面白い。

 

数字のバランスが特に良い!

 

まだ序盤ですが、攻撃をして相手にダメージを与えて表示される数字や、自分が攻撃を受けて受けるダメージ数を見ながらずっとプレイしてましたが、(ゲームのバランスが良いというのでしょうか)HPの削り合いをするのがとても面白かったです。

 

 コマンドを入力して、相手にダメージを与える。

 次のターンでは自分がダメージを受ける。

 自分のターンになった時、2手、3手先読みして、先に回復するかを判断…

 (以下続く)

 

この単純な操作の中に、とても奥深い遊びが隠されています。マジックオブ・ザギャザリンなどにも通じるところがありますね(←実際にプレイしたことはなく、イメージです)。

数字のやりとりやステータスを見るようになると、「RPGって、こんなに遊びとして面白いのか!」と再認識できるかもしれませんね。実際HPの削り合いがこんなにエキサイティングだとは思いもよりませんでした。

 

基本の遊び部分であるバトルの面白さに加えて、目をみはるところがもうひとつありました。

演出がいい!

 

これは、ゲームをプレイしていてムービーが入るとかそういう意味での演出がいいと言う話ではありません。むしろCGムービーが入っておらず、死ぬほど操作できます。これが良いんですよね。再発見です。

FF13を例に挙げれば、CGムービーが要所要所どころか、どこに行くにも挿入されて、宝箱を空けるのにもムービー、石碑を開放するのもムービー、果ては扉を開けるのもムービー……etc、鬱陶しいくらいにムービーが挿入されます。

しかし、FF7は扉も、宝箱も、スイッチを押すのもすべて自分が操作し、ムービーなど一切流れずに完結していました。ですから、自分が操作している感覚がとても強い。

自分の操作で、ムービーが挟まれると、その瞬間自分の主観から、ゲームクリエイターの主観に切り替わり、勝手に操作された挙句「はいどうぞ」とコントローラーを渡されます。その瞬間、一体何が起こったのか自分で認識しなければならず、0.1秒以内の思考だったとしてもこれによりゲームへの没入感が阻害されるのです。

 

懐古ではなく、構造としてFF7の仕組みがとても洗練されていた。当時のスタッフが、頭を捻って、しっかりと考えて作ったのがわかります。

結局のところ、いつの時代もスタッフは考えて作っているのだと思います。現在CGのクオリティと比較すると当時のスタッフのレベルが低いように思いますが、そうではない。限られた中で試行錯誤して作っているのですから、その作品が面白く無いはずないのですよね。

懐古ではなく、「個」として、FF7は面白かったから売れたんでしょう。

 

さて、このFF7がリメイクされますが、冒頭我々が操作できるようになるのはNew Gemeを押してから何分掛かるでしょうか。

原作は体感30秒ほど。

リメイクだと5分位ムービーが流れそうですね(皮肉です)。それから要所要所でこれみよがしなムービーが挿入されるでしょう(げんなりです)。

インタビューから推測すると、FF7を下敷きにして別のFF7を作るようにも見えますから、PSで発売された原作とは違うものになるかもしれませんね。

いずれにせよ、楽しみにしてましょうかね。