fbi LOG

ブログです。

波があるのが当たり前

生きていくことには波があります。

いいこともあれば悪いこともある。
つまり、リスクとリターンを繰り返しながら、生きていくわけです。

例えば芸能人などを想像してもらうとわかりやすいですが、凄い華やかな舞台で、年間億単位で稼いでいます。しかし、それをずっと続けられるのは、芸能人の中でも極少数です。ほとんどは一発屋として稼いだあとは、尻すぼみで朽ち果てていきます。

中には芸能界を去ってしまったり、借金にまみれて貧困にあえぐ人もいるでしょう。漫画家でも、いっとき売れてお金に苦労しなかったとしても、10年も経てば貯蓄が尽きて、貧困に陥る場合があります。
尾田栄一郎は別格過ぎて比較に挙げることは出来ませんが、週刊少年ジャンプで書いている作家でしたら、ある程度は印税で暮らしていけるかもしれません。しかし、それでも、お金を無闇に使うと、無一文の極貧生活に転落するでしょう。

これは必然です。

人生はうまく行っている時もあればいかない時もあります。うまくいくときに稼ぎ、うまくいかないときにその資産を守る。そうして波を乗り切って、資産を増やしていくことで、老後まで楽しくくらすことができるのです。
今現在の一瞬の楽しみや、華やかさに惑わされて無駄に消費してしまうと、結局老後に苦しむだけです。

給与所得を1000万円稼いでいたとしても、それは変わりません。給与所得で言うなら3000万円を稼ぎ、資産としては2億円を保有していなければ、遊んで暮らすということは出来ないでしょう(遊び方によっては、それでも朽ち果てる可能性はあります)。


このリスクとリターンの概念を知らずに、お金があるからといってそれを浪費にばかり使うと、貧しい老後を送ることになる。
これは、新幹線で自殺した老人を見ていると肝に銘じなければいけないことだと思います。