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元少年Aの手記について(3)

2週間もすれば、話題にも上がらなくなりましたね。発売前1周間、発売後2週間。これが情報の鮮度なのでしょう。
一瞬少年Aの住所や本名までさらされるのではないかと、言われてましたがどうなったのでしょうか?
情報が入ってこないと、世間は別の話題にすり替わってしまいますね。

今年の前半年も、異物混入やドローンなど、いろんな事件がありましたね。これまでとは違う事件が発生していると思いますが、これらは時代の流れでしょう。今後も中年からの視点で見ると、どうしてこうなっちゃったのか、と首を傾げる事件がどんどん起こってくるのでしょうね(笑)。

親世代が、どのように子供を教育・しつけしなければいけないかという問題はこの先もなくなることはないでしょう。情報技術のリテラシーの教育については、親と子供ではその見え方も使うときの抵抗感もまったく感じ方が違いますから、同じ言葉を使っていても、まったく伝わらない場合が出てくるでしょう。

それが良いこと、悪いことの判断を親がしつけられない状況。
子どもと意思疎通が出来なくなる状況。

そういうものがどんどん増えてくるかもしれません。
恐ろしいですね。
ネットでのコミュニケーションだけでは、人は正しく成長できません。
ネットのコミュニケーションは、コミュニケーション手段のひとつにすぎないからです。いろいろな手段を仕えるようになり、そして、社会の中でやっていくすべを身につけてこそ、ようやく成長し始めてきたといえるでしょう。

異物混入の犯人が今現在どうなったか言える人は何人いるでしょうか?

おそらく逮捕されてそれで終わりなのです。
少年が少年院に入って、そしてなにも変わらずに出てくる。そしてまた愉快犯を繰り返す。そんな未来が目に見えてますね。
忘れた頃に、また同じような事件が起きるわけです。人はなかなか成長しませんねぇ。