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資料持ち出しについて

データ社会になった影響で、退職の際、社内機密情報を持って行きやすくなったと感じます。

犯罪ですが、そういうのが行われやすくなったという事実はちゃんと見なければいけませんよね。
契約書、仕事の資料など、それを他社に売ると言う目的ではなく、自分の仕事の参考にするために、持ち出すのです。

もちろん、売らなければ持って行っても良いというわけではありません。ただそういう目的で資料を持っていく人が見られるという話です。

これ、よくよく考えてみると、仕事で能力の高い人は余りやらないんですよね。
なぜでしょう?

そもそも、過去の資料に頼る仕事のやり方をしていないからです。
自分の記憶にインプットされている場合もありますし、イチから作り出せる能力を持っているため、過去の資料を引っぱり出さなくても、仕事を推進することが出来るのです。

この事実をどう捉えるか?
人に寄りますが、どこでも仕事をしていける人間は、資料に価値を見出しておらず、自分に価値を見出しています。ヘッドハンティングや、転職の際、ある会社の資料を持っているから、高い給料を払ってくれなんて、口が裂けても言えないですよね(笑)。それと同じで、自分自身を鍛えて他人にはないオリジナリティとパフォーマンスを出せるようにすることが、資料を持ち出すよりも大切なことなのだと思います。


ただ、資料を持ち出すようなひとは、この事実にさえ気づかないんでしょうけどね。