fbi LOG

ブログです。

損失について

やはり、投資は1年くらいやって初めて片足を突っ込み始めたかなと――レベル2になったかなと初めて感じれるでしょう。
1年間の自分の取引履歴を見てると、どういうところで失敗しているか、成功しているかを振り返ることが出来ます。自分の投資スタイルの良し悪しを統計的視点で考えられるようになります。

おそらく1年目は、本で読んだスタイルを試してみたり、ネットで勝っている投資家の真似をする方法でトレードすることになります。
しかし、それではほんとうに正しいトレードをしているかが、勝ち負けでしか判断できません。そのトレードを続ければよいのか、裁量によってでしか判断できないでしょう。
しかし、2年目からは、過去の自分の記録と照らし合わせながらトレードすることが出来、これは他人を真似ることよりも大きな価値があります。

なぜだと思いますか?

ストレートに言うと「自分の良い所をアップデートし、悪いところを抑制する」ことができるからです。

抽象的ですね(汗)。
例えば、月の損失についてを考えてみます。
 ・月平均損益
 ・月トータル損益
を見ると、毎月自分のトレードでどれだけの利益が出て、どれだけ損失しているかがわかりますね。
1年の中で、一番損失している月はどこでしょう?
その時取引していた銘柄は何でしょう?

損失した原因をどんどん追求していけますね?
追求と反省をすることで、同じ状況になった時、取引しない選択をしたり、損失額を減らす事ができるようになります。
単純ですが、このように損失したトレードで、損失額を減らせば、月の利益が今よりも増えることが見えてきます(単純な引き算足し算ですからあたりまえですね(笑))。
株は常に上下しています。
そのことから、ロング(買い)であれ、ショート(売り)であれ、しっかりとトレンドに乗っている銘柄の利益を伸ばし、損失を減らせば、利益を伸ばせます。

これは一例ですが、投資活動は続ければ続けるだけ、自分の中に規律が生まれていきます。10年選手は、より洗練されたトレードが行え、儲けやすくなる。

おそらく、この反省と実行は投資活動以外の分野でも、成長の方程式として応用させることが出来るのではないでしょうか?
生きていれば、ログが残りますから、その膨大なログを検証していけば、洗練された大人にもなれるでしょう(←何を言っているんだ(笑))。