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誰に謝ってるの?

芸能人の浮気・不倫騒動について、謝罪会見を開くことがありますが、それも結局はパフォーマンスのひとつなんでしょうね。

例えば、矢口真里の不倫ですが、これ、マスコミが大々的に煽ったから大事になりました。
当事者同士の問題で、弁護士同士がやりとりすれば問題は解決する話で、マスコミが報道しなければ、まったく話題にも上がらなかったと思います。

なぜ、話題に上がったのか、を考えてみると、これは視聴者が見たいからです。
視聴者が興味があるから報道されているわけですね。

それを見て、あーだこうだ言いたい!
それを満たすためにマスコミは報道するわけです。


……さて、矢口真里が謹慎期間?を終えてまたテレビに出てきた時、「お騒がせしました」と謝ったかと思います(詳細の文言は知らないので、憶測です)。

お騒がせ?

疑問に思いませんか?

確かに、世間を賑わせました。
しかし、騒ぎになるような状態にしたのは、マスコミであり、それを知りたいと望んだ視聴者です。形式的に、謝らなければ芸能界復帰ができなかったため、謝っていますが、これは別に謝らなくても良いとも考えることはできないでしょうか。

端的に言えば、
  「矢口真里の不倫騒動で楽しんだでしょ?」
ということです。

彼女の騒動で、文句を言ったり、感情的になってバッシングすること……、そして彼女が芸能界から消えていくことを見て快い気持ちになったでしょう。少なくとも、彼女が不倫騒動を起こして、不快に思うことよりも、「ざまあみろ」と思った人が多かったと思います。

調子に乗っている人間がつまずくと結構嬉しいですよね?

それと同じです。
社会を騒がせたと言う側面には、裏切られたの他に、喜んだという感情が確かにあります。

正直、視聴者に謝るよりも、元配偶者だった人に対して、本気で示しを付けたほうが良いと思います。謝るなら、元配偶者に対して、心の底から謝罪すべきですよね。別居・離婚して関係ない人と済ませるより、「本当に申し訳ないことをした」と、元配偶者に頭を何度も下げるべきです。

これがないから、反省の色が見えないと思われるのかもしれませんね。
(例に上げただけで、事実は知りませんが(笑))