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人間の特性

飲み会でうまく振る舞えないことや、ちょっと変わったことをネタにする芸人がいますね。


面白おかしくネタを話していますが、「飲み会でうまく振る舞えない」ことがネタになる時代に変遷してきたということでしょうか。

人には、それぞれ先天的・後天的な要因から特性(長所/短所)を獲得します。
目に見えるのは、体の大きさ。肌で感じるのは、頭の回転速度でしょうか。

体の大きさや、頭の回転速度で仕事の能率が変わります。
体の大きさの場合は、おそらくスポーツ選手を考えると良いかもしれませんね。骨格の発達状況によって、発揮できる力(←腕力的な意味で)が変わってくるのがわかりますね。黒人のバネが発達しているのは、オリンピックを見れば枚挙に暇がありません(白人でも高い能力を持っている人がいますし、黄色人も頑張っているので、一概に黒人最強説を唱えるわけではないのですが……)。


頭の回転速度も、人によってマチマチで、早い人はほんとうに早い。
全然周りの人がついていけない速度で会議を引っ張っていく人や、実務をこなしていく人がいるでしょう(この場合は思考から決断までの速度が早いということですね)。凡人ではついていけない速度を目のあたりにすることが、時々あるでしょう。


上記のわかり易い例以外にも、人付き合いの旨さ――社交性だったり、集中力が高かったり――いろいろな特性が人には備わっています。


こういうのは昔から言われていることなので、別に特別なことではありませんね(笑)。
ただ、特別なことではないにもかかわらず、いまだに「人それぞれだ」と言わなければいけないのは、その時代、その時代に生きる人達が絶えず安心するための言葉を欲しているからに他なりません。

自分の中に渦巻く不安を解消したいがために、多くの人から安心できるような言葉をかけてもらいたいのです。
だからこそ、自虐的なネタで笑いを取ることが出来るわけです(笑うことで共感を得ている)。