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地元愛について

地元……小学校から中学校までのあいだに生活していた地域、とここでは定義します。

地元に対する愛着の有無を聞かれると、多少はあると答えます。
ただ、高校を卒業して大学に進学する際、地元を離れてしまったので、今現在、地元に対して特別思い入れをするということはなくなってしまいました。

この感覚は、20代前半――社会人になった時には、持っていたと思います。
地元から離れたての19歳くらいの時は、もしかしたら思い入れがあったかもしれません。あまり記憶になかったりします(笑)。
その代わり、なぜなくなったか、と言う理由だけはちゃんと記憶しています。それは、「生活圏が広がったため」そこだけが地元という感覚が薄れていったためです。社会人になり、賃金がもらえると一泊二日で、東京と地元を往復することが多くなりました。


同窓会のためだけに往復X時間かけて大移動する……。

これを繰り返していれば、日本中が生活圏というような錯覚を覚えてしまいます。すると、あえて地元に対して特別な思い入れを持つことはなくなり、日本全土が地元という感覚になるでしょう。
だから地元愛が消えててしまったのです。


こういった地元愛のかけらのない人間ですが、何故かいまだに中学校の同級生と親交があります。
来週も、夏バテ防止にと焼き肉を食べに行く予定が入っていたりします。高校、大学の友人達とは、徐々に疎遠になっていきましたが、中学の同級生だけは、腐れ縁ではないですがいまだに交友が続いています。
こういうことは、他の人にも見られることだと思いますがどうでしょうか?

30代、40代、80代(はどうかわかりませんが……)と年齢を重ねたとしても、中学校の友人たちとは腐れ縁が続いているのではないでしょうか?
不思議なものですが、やはりこれは中学時代が一番多感で、遊んでいられたからだと思います。高校の遊びは、思春期に差し掛かっているため若干大人びています。小学校は子供過ぎてあまり羽目を外せません。
中学校くらいが、羽目をはずしてはっちゃけた事ができる年齢でしょう。

そのため、その時代に一緒に過ごした人と時間を共にすると、当時の記憶が蘇ってきて、心が若返るのかもしれません。
(すべて憶測ですけどね(笑))