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子供の成長について

子供の成長を早く感じるということは、自分の成長が止まっていることと同義でしょう。

年老いたひとが、子供を見てよく「もう大きくなったね」というようなことを言いますが、子供が大きくなった時間を無駄に過ごしているため、そういう反応をしてしまうのだと思います。
極端ですね(笑)。

上記の他にも考えられる理由は幾つもあります。
そのため、一辺倒に自分が成長してないだけでしょ(冷笑)ということは出来ません(ジョーク)。


とは言え、やはり、大人の場合、惰性で日常を過ごしていることが多く、成長が止まっている場合があります。成長が止まっているということは、自分の観測点がずっと同じ位置にあるため、子供の成長がとても早く見えてしまいます。
自分が成長していれば、自分の観測地点が変化しているため、子供の成長が顕著に見えてこないでしょう。相対的にどちらも移動しているのですから、速度変化にあまり気づかないのです。

ある意味、大人になったらそれほど成長しなくてもやっていけるのだよ、という悪い見本となっていますね(自嘲)。スポーツ選手等……某テニス選手のことをイメージして……トップに立ち続けるために絶え間ぬ努力とトレーニングを積み重ねてます。子供は一般的に成長するものですが、大人は人によって成長する人もいれば、成長が止まっている人もいるわけです。

成長しなくてもご飯が食べていけるということは、社会が豊かな証拠ですので、それが悪いということはありません。そもそも、成長=善という話でもないです。
ただ、心象としてだけの話をすると、成長している人生の方が、知的な刺激があり豊かにも見えます。

おそらくどちらの生き方も正しい(そもそも正しいかどうかなど決められないですね……)。
成長しようが、しまいが、べつに本人の自由なのです。他者が思想を押し付けて強制するべき問題ではありませんね。