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大昔の作家

ちょっと暴力的な言い方になりますが、聖書も、仏教の聖典も(神話も含めて)大昔の聖人と歌われるひとは、偉大な作家だったのではないでしょうか。

GWに神社にて、死んだあと閻魔大王とその他の仏に裁かれる教えを聞きました。
お話自体がよく考えられていて、面白いです。

そこで、ふと思ったのは、大昔の教祖と言われる宗教家は、偉大な作家だったのではないか……ということです。

文字文化が発達していなかった時代に
「物語を考え、1つの話にまとめていく」。


よくよく考えると、とんでもない偉業のように思えます。
ただ文字文化が発展していなかったというのは、専門ではないため、ちょっと大げさかもしれませんね(聖書が書かれたということは、書物を残す習慣は当時にも合ったかもしれませんし)。

想像力をフルに回転させ、黄泉の世界や具体性の全くない悪魔という概念を創りだす。個々の要素をひとまとめにして、物語を作り上げる。現代でも、聖書ほど優れた書物が出てこないことを考えると、現代人の想像力よりもはるかに優れていたのでしょう。

話がとっちらかってしまってますが、作家として優れていただけでなく、編集力・プロモーションスキルも、現代人を圧倒する力を持っていたのかもしれません。

悪い行いについて寓話をいくつも作成し、それを戒めと多くの人に錯覚させるわけです。ツイッターの拡散レベルでは収まらない程の拡散力と求心力です。パズドラがCMをバンバン放送して、人気のように見えますが、それすら比にならないほど大勢の心をひきつけているわけです。

改めて宗教ってとんでもないと感じますね。