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ブログです。

2次元を愛でる

 別に悪いことではない。

 御多分にもれず(?)、ラブライバーが職場にいる。モバマス派もいるが、ひっくるめて個々人が趣味として楽しむなら別に何をしても構わない。
 ただ、迷惑になる行為をするのはちょっと考えものだ。別にこれはオタクとは関係ない話だが……。


 ただ2次元に依存するのはどうかと思ってしまうのも、正直なところあったりする。いや、2次元が問題ではない。依存することが問題としてあげたいところだ。3次元の依存だって結構問題ははらんでいる(笑)。

 依存は、自分の視野を狭めてしまう。周りが見えなくなると、社会とのコミュニケーションが上手く取れず孤立してしまう。孤立した物同士が集まってコミュニティを構築するが、そうなってくると、社会との軋轢がどんどん大きくなっていく。同じ所にいながら、ガラパゴス化してしまう。
 過去のオタク文化がまさにそれだ。

 一般人とオタクの間には、大きな溝が合った。
 現在は、オタク化したヤンキー(マイルドヤンキー)などが発生したお陰で、溝が狭まってきている。広くオタク文化が浸透した。ラブライバーが普通の職場(かなり偏見がある言い方で恐縮だ……)に生息するようになってきた。

 2次元だろうが、3次元だろうが、面白ければ多くの人が楽しめる世の中になったのは良いことだ。しかし、一部の盲目的な信者が暴走することで、多くの愛好者が迷惑を被るのは悲しい現実だろう(自分もそれを愛好していたら、かなりムカついていたかもしれない)。

 どんな場合でも、自分の感情をコントロールし、フラットな精神状態にいたほうが良い。楽しむことと、感情をコントロールすることは別の話で、つまり「暴走しない」ようにするということだ。
 そのために、なにものにも依存することなく楽しまなければいけない。
 排他主義からは、なにも生まれない(と思う)。