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ブログです。

家庭について

幸せな家庭を持つことも悪くない。
若い時には考えられなかった思考パターン……。

年老いると、小さな幸せに満足してしまって、欲望がどんどんなくなっていく。全部に言えることではないが、ただ、幸せな家庭を持つことも、悪くないのではないか、と思える年令になったというのは、少し驚きだ(実際に持てるかどうかは、別の話だが)。

休日に、朝起きて子どもと一緒にイトーヨーカドーに行って買い物をする。本屋やおもちゃ屋に家族で行ってのんびりとウィンドウショッピング(買わないのか!?)。時間をゆっくりと使うことに抵抗なくなるということが、もしかしたら老いた証拠なのかもしれない。

若ければ若いほど、時間を無駄にできないと、仕事や勉強に打ち込んできた。
寝食忘れて、とよく言われるが、若いころのほうが、その傾向が強い。寝食忘れて、本を読んだり、スポーツに打ち込んだり、仕事をしたりすることは、自分の経験則から言って若いころのほうが精力的だった。

心を落ち着けることは悪いことではない。
年齢を重ねれば、価値観が変わっていくのは当然だ。一生同じ考え方でいられるということは決して無いだろう。生活する環境が変われば、価値観がガラッと変わることはよくあることだ。

10代、20代の人からすれば、絶対に同意を得られない考え方だ。反対に30代40代以降の世代にはもしかしたら同意を得られるかもしれない。