基準はお金?
何年続けたかは関係なく、本人が宣言すればプロになれる。
ただし、プロの中でも信用のおける人物かどうかは、「どれだけそれで稼げるか」で判断しなければいけないだろう。
わかりやすい例、芸の道……
芸人・タレント活動などは、まさに自分で宣言した瞬間からプロとして活動できる。
養成所や、弟子として活動することもできるが、ふなっしーやユーチューバのように、個人で活動を初めることもできる。
これら、有象無象の中で、突出してスターダムに上り詰めるのは、ごく一部だ。
その一部は、どこか才能があって、面白いために、多くの人に支持されるのだろう。そうすると、広告塔として呼ばれたり、テレビ、CMなどの仕事が入ってくる。仕事が入ってくるということは、その人が、芸の道で、プロとして信用できる人物という看板ができたということだ。
あえて極端な例「芸の道」をあげたが、この道は1年やろうが、20年やろうが、プロとして活躍できるかは、時間とは無関係と言える。
反対に、包丁などを作る鍛冶職人などは、何年も修行してようやく信用されるスキルを身につけた時、儲けを得ることが出来る。
上記の「芸人」「鍛冶職人」ともに、どちらも最初からプロとして宣言して、仕事を始めることができる。
しかし、人から信用されるレベルにならなければプロとして、収入を得ることは出来ない。
ここでプロフェッショナルには
・個人的なプロフェッショナル
→宣言すればなれる
・社会的なプロフェッショナル
→収入を得られる
の二種類あることがわかるだろう。
ただ、プロと言いたいだけなら、何年やったかは実は関係ないのである。
<strong>では社会的なプロフェッショナルになるためには、何年それにうちこめばよいのだろう?</strong>
これは、先の「芸人」「鍛冶職人」であげたように、職業に寄って千差万別で絶対的に計ることは出来ない。それぞれの職場で、<strong>何年やれば仕事を任せてもらえるのか?(1人で、お金を稼げるように成るのはいつか?)</strong> ということを調べて、何となく、自分で目安を測るしか無いのである。
新卒の場合、なにも出来ないところからスタートしているので、プロとして宣言した段階である。この段階では、誰もその人に仕事を割り振らないだろう。先輩の助け・フォローがなければ、信用されないからだ。
補佐の元、仕事を続けていくと、一人で仕事を任される時が来るだろう。この瞬間が初めて社会的にプロになったと呼べるタイミングだ。
ここが社会的プロフェッショナルの道のスタート地点である!
会社員で例えると、給料分の仕事ができるようになったのが、上記である。ここから、どんどん仕事ができるようになっていくと、プロとしてのレベルが上がり、給料が上がっていく。給料が上がる=プロとして社会的に認められるスキルを持っていることだ。
この段階に辿り着くまで、何年かかるかはわからないが、収入という基準を持ってみれば、自分がどの段階に登っているかは何となく想像つくだろう。
まとめると、
・個人的なプロフェッショナル
→自分で宣言すればなれる。
→アマチュアとの際は、宣言したかどうかでしか無い。
・社会的なプロフェッショナル
→収入を得られる。
→金額はレベルによって増大する!
※数万~数億まで
このように、プロフェッショナルの基準はとても曖昧で、「宣言したレベル」から、「極みのレベル」まで幅広いが、収入という一本の線を引く事で、似非かどうかを判断することが出来るだろう。