コナン 映画(13作目)
コナン映画復活!
祝杯を上げたくなりました(笑)。
6作目以降、ずっと不満を持って見てきましたが、ようやく満足行く作品に出会えましたね。本当に長かったです。暗黒時代を抜けられ、大きなカタルシスを感じました(すこし大げさですね)。
5作目に引き続き、黒ずくめの組織が登場します。
漫画を追っていないと一部わからない描写や、登場人物がいますが、幸か不幸か、コンビニで黒ずくめ編をまとめた単行本が発売されていて、事前に復習していたためすんなり話に入っていけました。ここの予習ができていないと、一瞬ついていけないかもしれません(要注意ですね)。
このお話の中心にある事件の内容も、黒ずくめたちと相乗効果もあって、最後まで惹きつけられます。物語冒頭のキャンプからしっかりと伏線がはられており、その回収の仕方も納得行く形です。全体を通して、話の構造・骨格に安定感がありました。
おそらくコナンファンが見たかった映画になっているのではないでしょうか。
絶賛してますね(笑)。
話の中には、ちょっと可笑しな演出もありましたが、カタルシスがその疑問に勝っていたため、それほど気になりません。いや、振り返ると気になりますが、やはりコナン映画の爽快感が勝っていると思います。
ここからは売上の話です。
12作目でストーリの矯正が行われ視聴者を納得させ、「黒ずくめの男たち」というコナン市場において、とても強いIPを持って作られた本作の興行収入は、なんと35億円になりました。
これは6作目のベイカー街の亡霊の34億円を超えて歴代トップ(※13作目までの集計では)。ようやく売り上げ的にも、復活出来ました。
ちなみにベイカー街の売上は、前作の天国へのカウントダウンの出来が良かったためです。ベイカー街の出来は、残念ながらそれほど良くなく、右肩下がりの記念すべき一作目という負の烙印を押されてますね。
この後、フールーで14~17作目まで見ます。
11作目で失望して、視聴をやめるところでしたが、安心して視聴を続けられそうですね。